てらまっとのアニメ批評ブログ

アニメ批評っぽい文章とその他雑文

多層化するスーパーフラット:マルチレイヤー・リアリズムの誕生(1.5)

存在論的、霊媒的――幽霊の研究


キャラクターの幽霊性とレイヤーの多層性について、日頃考えていることをイメージにしてみました。

複数のレイヤーを合成することで生み出される、キャラクターという存在の不気味さやはかなさ。

幽霊のようにとらえどころがなく、しかし私たちを呪縛してやまないイメージの力。

そうしたものの痕跡を記録し、可視化することが、キャラクターに「憑かれた」人々の暗い欲望をなしている。

うまく彼女を呼べたかどうかわかりませんが…


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キャラクターと幽霊、レイヤーの関係については、こちらで簡単にスケッチしています。

あの日見た花の名前が涙でにじんで見えない。:幽霊と涙とレイヤーについての覚え書き - The Day After Yesterday